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会社の同僚と「お気に召すまま」

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以前勤めていた会社で、営業担当者と長野県にある顧客を訪問したときのことだ。
彼が運転する会社の車に乗り込み、会社を出た。彼はおもむろにiPodを取り出し、車内で曲を流し始めた。ストーンズだった。
私「Nさんはストーンズをよく聞くんですか?」Nさん「...マニアなんです。ブートまで手を出してます」私「西新宿とか、よく行きます?」Nさん「西新宿界隈を知ってるってことは、あなたも?」私「ツェッペリン、ピンク・フロイド、もろもろです」Nさん「ピンク・フロイド、ありますよ」

そういって彼はiPodをくるくる回し、止めた。流れてきたのは「Astronomy Domine」だった。「ファーストから全部入れてるんですか?」Nさん「ベスト盤です」。そのiPodにはさまざまなベスト盤が入っていた。ピンク・フロイドのベスト盤1曲目が「Astronomy Domine」、彼らのファーストの1曲目だったわけだ。何でこんな曲をわざわざ、と思ったが納得した。
それからNさんと長野に着くまでいろいろ話した。特に印象的だったのは、ジャーニーの会話だった。
私「エスケープに入ってた曲がよくCMに使われてます(当時)けど、その前にいい曲があったんですけどねぇ」Nさん「デパーチャーとかね」。それから「Anyway You Want It(お気に召すまま)」、その前の「Lights(ライツ)」「Wheel In The Sky(ホイール・イン・ザ・スカイ)」の良さをお互いに口にした。

2003年のモンスターズ・オブ・ロックに出演したゲーリー・ムーアのDVDが売られている。ボーナスとして入っているサウンドチェックでゲーリーは「Don't Stop Believin'(ドント・ストップ・ビリービン)」のギターリフを楽しそうに弾いていた。思わずうなった。
顧客の会社に到着してからあわてて会議の打ち合わせをしたのは言うまでもない。